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オーダーメイドピアノデザイン打合せ(のフリ)してみた。

2014年3月 8日

皆さん、こんにちは!品質技術部のウマーです。
本日は、オーダーメイドピアノA3-AKI (製造部秋さんからのオーダーという形のシミュレーション)の続きです。

先週の記事で、お客様に対して

・暫定お見積り
・デザイン用の資料

をお送りする所までいきました。
今回は、デザイン打ち合わせ~確定お見積もりにいたるまでの過程をご紹介いたします。果たしてどこまで進めるか?

今回は臨場感を増すため、対話形式でいきたいと思います。



ウマー:「早速デザイン図をお送りいただき、ありがとうございました!
これを参考にさせていただき、図面を作成してみました。どうですかね!?」



秋:「すご~い!なんかカッコ良くなってる!イメージ通りですね。ありがとうございます。」

秋:「ちなみに、色をつけてみたんですが...!」



ウマー:「なるほど、これが質問いただいたボカシですね。色の濃淡でのボカシで対応できるので、一色追加は必要ありませんね。」



秋:「よかった~!」



ウマー:「ちなみに、ケースの形状が大幅に変わりますので、オプションとしては次のようなものが適用されます。」

(1) 屋根:ケースパーツ追加(一枚屋根に変更)
(2) 上前板:ケースパーツ追加(飾り板追加)
(3) 腕木:ケースパーツ追加(厚さ、形状変更)
(4) 親板:ケースパーツ追加(形状、寸法長く変更)
(5) 口棒:ケースパーツ追加(形状変更)
(6) 下前板:ケース追加加工(寸法カット)
(7) 下袖柱:ケースパーツ追加(寸法長く変更)
(8) 前土台:ケースパーツ追加(寸法長く変更)



ウマー:「ベースのパーツを追加加工することで対応できる部分は【パーツ追加加工】になります。
具体例としては、長さをカットしたり、穴を開けたりなどです。」



ウマー:「それに対して、長さが長くなったり、形状が変わったり、部品の追加など、ベースになるパーツが利用できないものは【ケースパーツ追加】になります。」



秋:「なるほど~!わかりました。」



ウマー:「ちなみに、屋根にあるロゴの彫刻はどのようにしたいですか?」



秋:「1ミリ位の深さで彫ってもらいたいです。」



ウマー:「分かりました。レーザーにするか、NCにするか、手彫りにするか、どういった手段が一番良いか検討してみましょう。とりあえず、ここでは【彫刻】という形にしておきます。」

(9) 屋根:彫刻



ウマー:「ステッチの部分を金色の塗装でとのご希望ですが、同じような効果を【カッティングシート】で出せるのではと思っております。こちらは機械で切り抜いたシートを貼り付けるので、立体感も少々出るしステッチの間隔も揃いますし、金色のシートを使えば見栄えも良くなると思いますが、いかがでしょうか?」



秋:「へ~!なんか良い感じですね。それでお願いします。」



ウマー:「かしこまりました。ではそれで見積もってみましょう。
屋根は表裏にステッチをつけましょうか?」



秋:「はい。そうしてください。」

(10)ステッチ風装飾:カッティングシート(ゴールド)、点線全長約20m



ウマー:「他の追加パーツとして、次のようなものがオプションになります。」

(11) ペダル周りの金属飾り (真鍮)
(12) 脚下部の金属飾り (真鍮)
(13) 屋根蝶番3枚 (真鍮)
(14) 鍵屋根部分の金属飾り (真鍮)



秋:「金属飾りはくすんだ感じにすることはできますか?」



ウマー:「では、ブロンズめっき等の表面処理を検討しましょう。」

(11') ペダル周りの金属飾り (真鍮、表面メッキ仕上)
(12') 脚下部の金属飾り (真鍮、表面メッキ仕上)
(13') 屋根蝶番3枚 (真鍮、表面メッキ仕上)
(14') 鍵屋根部分の金属飾り (真鍮、表面メッキ仕上)



秋:「鍵屋根部分の金属飾りですが、実際の鍵をつけることもできますか?」



ウマー:「そうですね、現在弊社にある鍵はこんな感じです。」



秋:「前面と一体化することはできますか?」



ウマー:「上部の部分は、真鍮パーツを作成で対応できますね。
下の部分は...
どうしようかな?」



ウマー:「...リベット止めされている部分を外して、真鍮部分を作成して固定できれば可能ですね。
では、ちょっと外してみましょう。」



ギュルギュルギュル!



ギュルギュルギュル!



ギュルギュルギュル!



ウマー:「ここに形状加工した真鍮パーツを取り付ければできそうですね。どうやって取り付けるかは...
ちょっと考えさせて下さい。」



秋:「は~い!よろしくお願いします。」

(14'') 鍵屋根部分の金属飾り (真鍮、表面メッキ仕上)
(15) 錠前 (追加部品)



ウマー:「とりあえず、現在算出できる部分を計算しますと...」


(1)屋根:ケースパーツ追加(一枚屋根に変更)+20,000円
(2)上前板:ケースパーツ追加(飾り板追加)+20,000円
(3)腕木:ケースパーツ追加(厚さ、形状変更)+40,000円
(4)親板:ケースパーツ追加(形状、寸法長く変更)+40,000円
(5)口棒:ケースパーツ追加(形状変更)+20,000円
(6)下前板:ケース追加加工(寸法カット)+5,000円
(7)下袖柱:ケースパーツ追加(寸法長く変更)+20,000円
(8)前土台:ケースパーツ追加(寸法長く変更)+20,000円
(9)屋根:彫刻要確認
(10)ステッチ風装飾:カッティングシート(ゴールド)、点線全長約20m要確認
(11')ペダル周りの金属飾り (真鍮、表面メッキ仕上)要確認
(12')脚下部の金属飾り (真鍮、表面メッキ仕上)要確認
(13')屋根蝶番3枚 (真鍮、表面メッキ仕上)要確認
(14'')鍵屋根部分の金属飾り (真鍮、表面メッキ仕上)要確認
(15)錠前+1,000円
(16)レンナーハンマー+46,000円
(17)スローダウン取付+20,000円
(18)黒鍵黒檀貼替え+45,000円
(19)サイレント(消音装置)取付+120,000円
(20)ピアノ専用敷板+20,000円
(21)製図代、事務手数料+100,000円



ウマー:「残りの部分は次回までに見積りしておきますので、1週間程お待ち下さい。」


...というわけで、一体見積もり合計はいくらになるのか!?
次回に続く...
(ひっぱってスミマセン...しばしお待ちを!)



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