シルク三昧!

2014年9月11日

こんにちは!品質技術部のウマーです。
最近、新商品開発ラッシュでへばり気味です。。。

早いところ完成させて、皆様にお届けできたらいいなと思っております!



日曜日、菊川の『歴史街道館』というところで開催された、『第4回 NBCメッシュテック シルクスクリーン国際版画ビエンナーレ展』に行ってきました!

こちらの展覧会は名前の通り、『株式会社NBCメッシュテック』さん主催で二年に一回(ビエンナーレ)開催される、国際的なシルクスクリーン作品の公募展です。

弊社でもシルクスクリーン印刷を使用しているため、なじみ深い技法なのですが、その技法を使ってどう表現するのか興味があり、また、【シルクスクリーンプリント教室】という体験コーナーもあり、これは行かねばと思い行ってみました。



展示会場には入選作品が展示されており、うつろいでみたり、とびだしてみたり、組み合わさってみたり...と、シルクスクリーンという技法の表現に挑んだような作品がずらりと並んでいました。



なかでも小野耕石さんの作品が、非常に衝撃的でした!
何層にも刷り重ねられた色の層が隆起し(100回ぐらい重ね刷りしているそうです!)、まさにこちらに迫ってくるように感じました。



体験コーナーのほうは、自分で書いた図案からシルクスクリーン版を作り、トートバッグに印刷するという内容でした。
今まで、印刷したことはいくらでもありましたが、版を作るのは初めてですので、ドキドキです!

先生はシルクスクリーンの世界で、国内外でご活躍されている中村隆右さんです。
今回のビエンナーレでも審査員を務めていらっしゃいます。



作成手順としては、、、



(1) 図案を描く
黒い部分が実際に印刷したときに色が付く部分です。
線ではなく面で描く』と全体のバランスが取りやすいとのことです。



(2) 図案をトレーシングペーパーに写す



(3) トレーシングペーパーの図案をシルクスクリーン版に感光させる
版には光硬化性の樹脂が塗ってあります。
版の上に図案のトレーシングペーパーを乗せて、フラッドランプを照射しました。
光が当たった部分だけ固まり、光が当たらない部分(図案の黒い部分)は固まりません。

今回はすでに感光剤が塗ってある版が用意されていました。



(4) 感光させたシルクスクリーン版を水洗する。
(3)で光が当たっていない部分(図案の黒い部分)を水で洗い流し、インクが通るようにします。
これで、図案の黒い部分以外はインクが通らないシルクスクリーン版ができました。



(5) 版の乾燥



(6) 印刷する
いよいよ、会社で慣れ親しんだ工程ですね!
版上にインクを出し、スキージでインクを押し出し印刷します。



参加者の方々の色々な要求に、中村先生が応えてくれます。

グラデーション、、、



マーブリング、、、



多色刷りなど、普段会社でやったことのない技法を教えていただきました!

今考えてみると、高校の美術の教科書に出てきましたね。

私は、『ちょっとずらした2色刷り』に挑戦しました!
一回版を洗ったり、乾燥させたりで、他の方よりお手間をとらせてしまいました(^_^;)



参加者の方々みなさん、自分の絵がトートバッグになり、大変よろこんでいらっしゃいました。

私の完成品はこれです!
年輪、年月』をテーマにしたつもりだったのですが、【年月の禍々しさ】のみが漏れ出してきてしまいました。。。



今回の展覧会に行ってみて、ひとつの技法でも突き詰めれば、色々な表現が可能なのだなあとつくづく感じました。

ちなみに、現在開発中の新商品も、シルクスクリーン印刷を前面に押し出したものがありますよ!
近いうちに発表しますので、そちらもよろしくお願いします!

以上、品質技術部のウマーでした!



菊川歴史街道館
住所 静岡県菊川市嶺田97
電話 0537-73-6285
営業時間 10:00-16:00
休館日 月曜日と祝祭日の翌日、年末年始
URL http://www.city.kikugawa.shizuoka.jp/shakaikyouiku/rekishikaidoukan_2.html



第4回 NBCメッシュテック シルクスクリーン国際版画ビエンナーレ展
菊川巡回展
会期 平成26年8月26日(火)~9月23日(火)
時間 11:00-16:00(無料)
場所 歴史街道館 展示室
電話 042-582-2411 (平日9:00-17:30、土日祝休み)
Email biennale@nbc-jp.com
URL http://www.nbc-jp.com/biennale/list/4_nbc_4.html

今回の主催、『株式会社NBCメッシュテック』さんは、日清製粉のグループ会社です。
1934年に製粉用篩網(ふるい)の国産化をめざして設立し、現在ではそのメッシュ技術を生かし、シルクスクリーン印刷資材、フィルター、プリント回路基板印刷などを製造しているそうです。



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