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はかせののんびり教室 【ピアノのしくみ編】 第07回

2014年10月10日

よいこのみんな、こんにちは!
はかせぢゃよ!



今回はアップライトピアノのペダルについて説明させていただこう。
準備はよいかな?



まず、みんなはアップライトピアノのペダルが何本あるか分かるかな?

答えは、、、



古いものぢゃと2本、最近のものぢゃと3本が一般的ぢゃ!

今回は、最近の一般的なものとして、3本ペダルの説明をするゾ。



写真をごらんいただこう!
それぞれのペダルの名前をおぼえてくれ!
(ふつうのピアノの場合)

右: ダンパーペダル (ラウドペダル)
中: マフラーペダル
左: ソフトペダル



では次にそれぞれのペダルぢゃが、
みんなはどのペダルをよくつかうぢゃろうか?

おそらく一番右のペダルぢゃろうて。



ダンパーペダル (英damper pedal)

一番右のペダルは、ダンパーペダルという。
ふむと音をとめる役割のダンパーが、全部弦からはなれ、音がのびるのぢゃ!



ペダルをふむのをやめると、ダンパーがもとにもどり、弦をおさえ音をとめる



ダンパーとペダルのあいだには、いくつかのシーソーのような部品が連結(れんけつ)しておる。
それらが力をつたえることによって、ダンパーペダルをふむとダンパーがうごくのぢゃな!



マフラーペダル (英muffler pedal)

次にまん中のペダル、マフラーペダルについて説明しよう。



マフラーペダルをふむと、ハンマーと弦の間に、布 (マフラーフェルト muffler felt)が入りこみ、音を小さくする役目ぢゃ!



ふむ前。



ふんだ後。



これは練習などするとき、近所に音がうるさくないようにするための補助的なペダルぢゃな。



ソフトペダル (英soft pedal)

このペダルをつかったことのある人はいるぢゃろうか?

一番左のペダルはソフトペダルといって、その名のとおり音をソフトにする役割ぢゃ!



このペダルをふむと、全部のハンマーが弦に近づき、ハンマーバットとジャックの間にすきまができ、鍵盤をひいたときハンマーに伝わるの力といきおいが少なくなり、音が小さくなるのぢゃ。



ただし、先ほど話した通り、ハンマーバットとジャックの間にすきまができるため、弾いたときの感触 (タッチ)が変わってしまうのが弱点ぢゃ!
実際にソフトペダルをふむ前と、ふんだ後のタッチのちがいをためしてみると面白いゾ!



グランドピアノのソフトペダル(シフトペダル)の場合ぢゃと、このようなタッチのちがいは出ないのぢゃ。
また、グランドピアノのシフトペダルは、音の音色を変えるのにも使われる



ソフトペダルのもうひとつの弱点は、【ブライドルテープ】の調整ぢゃ!
ブライドルテープは、ハンマーが弦をたたいた後、元の位置にすばやくもどれるように、ハンマーをひっぱってやる役目ぢゃ。
このブライドルテープがブランとしていないでピンと張った状態のほうが、ハンマーをすばやくひっぱりもどせることは分かるぢゃろ。



ぢゃが、ソフトペダルをふんでいない状態でブライドルテープをピンと張った状態に調整しておくと、ソフトペダルをふんだ時にウィペンがひっぱり上げられてしまう。



なので、ソフトペダルをふんでいない時のブライドルテープの調整は、ピンと張った状態ではなく、少しダランした状態に調整されておるのぢゃ!

これら『2つの弱点』が、アップライトピアノが連打がききにくいのに影響しておる!



上記説明したもののほかにも、次のようなペダルが付いているアップライトピアノもあるゾ!



シフトペダル (英sift pedal)

グランドピアノのソフトペダル(シフトペダル)と同様のしくみを、アップライトピアノに取りつけたものぢゃ!

詳しくは次回のグランドピアノのペダルの回で説明するゾ!



ソステヌートペダル (sostenuto pedal)

これも現在のグランドピアノについているソステヌートペダルのしくみを、アップライトピアノに乗っけたものぢゃ!

これも次回のグランドピアノのペダルを説明したあとにお教えするゾ!



以上で今回の講義は終了ぢゃ。
ふだんペダルにさわっていない人も、これを機会にぜひとも使ってみてくれ!

ではさらばぢゃ!



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