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はかせののんびり教室 【ピアノのしくみ編】 第11回

2015年3月 3日

よいこのみんな、こんにちはなのぢゃ!
はかせぢゃよ!



以前、東洋ピアノを取材してくれたテレビ番組『和風総本家』が、いよいよ今週の土曜日に、静岡県内で放送するゾ!
SBS にて 3月7日(土) 16:00から放送ぢゃ!

>> くわしくはこちらをごらんくだされ!!



のう、じょしゅA (ジョシュア)君!はじめてのテレビ出演は緊張するのう!!

なに!?
ワシらは
うつっておらんぢゃと!?

ガ~ン!!

...とにかく、ぜひごらんくだされ!!



今回は、グランドピアノの調整について説明するゾ!
前回のアップライトピアノの調整と同様、ピアノの良い状態を保つためには、定期的なメインテナンスが不可欠ぢゃ!

アップライトピアノにくらべて、以前の回を参考にすると、グランドピアノの調整についてわかりやすいと思うゾ!

>> 第06回 グランドピアノのアクション その2
>> 第10回 アップライトピアノの調整



鍵盤調整

アップライトピアノとおんなじように、ブッシングクロス、バランスホールのキツさを調整するのぢゃ!



ベッディングスクリュー調整

グランドピアノの特徴として、いちばん左のペダル (シフトペダル) をふむと、鍵盤、アクションが右にうごくのぢゃ。
そのうごきがスムーズになるように、鍵盤下のレールにはすべりを良くするネジが埋まっておる。



このネジを上下させて、ネジのでっぱり具合を調整するのぢゃが、でっぱりすぎているとうごきが悪くなるし、ひっこみすぎると鍵盤を弾いたときにコツコツと雑音がしてしまう。
ちょうどよくなるように、何度も調整しているのぢゃよ!



鍵盤高さ調整

基本的にやることはアップライトピアノとおんなじぢゃ!



ただし、グランドピアノの場合、鍵盤を取りはずさないまま調整するので、パンチングがすご~く入れにくいのぢゃ!

写真は、すきまからピンセットでパンチングをさしこんでいるところぢゃ!



白鍵深さ調整

アップライトピアノとおんなじように、フロントパンチングの厚さを調整して深さを調整するのぢゃ。



ハンマー高さ (打弦距離) 調整

弦とハンマーの間隔を調整する工程ぢゃ。



鍵盤奥についておるキャプスタンを出し入れすることで、ハンマーの高低を変化させるのぢゃ。



ジャック位置調整

ジャックとレペティションレバーの段差、



ハンマーシャンクローラーとジャックの位置を調整する。



写真は、ジャックとレペティションレバーの段差を調整しているところぢゃ!



ドロップ調整

レペティションレバーがドロップスクリューにあたるタイミングを、ドロップスクリューを上下させることによって調整する。



写真はドロップスクリューをドライバーで回しているところぢゃ!



レットオフ調整

アップライトピアノと同様に、弦から1~3mmぐらいのところまでハンマーが近づいたとき、ハンマーをつきあげていたジャックが抜け、ハンマーをつきあげるのをやめる。



このジャックが抜けるタイミングを、レギュレティングボタンを上下させることによって調整するのぢゃ!



バックストップ調整

ハンマーがもどってきたとき、バックチェックがハンマーをキャッチする位置を調整する。
バックチェックワイヤーを前後にまげて、このキャッチする高さを調整するのぢゃ!



整音など

ハンマーと弦のあたりを調整したり、



ハンマーフェルトのかたさの具合を調整したりして、音色の調整をする。
職人のワザがもっとも要求されるものの一つぢゃ!



ダンパー調整については、第09回を参考にしてくれたまえ!

>> 第09回 アップライトピアノとグランドピアノのダンパー



次回はピアノ調律について説明するゾ!

ではさらばぢゃ!



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